トルコ旅行中の食事に注意してることまとめ

TURKIYE

チャットやメールでお話をしていると、おおむね10人に2人くらいの割合で、旅行中に体調不良になったという話をお伺いします。

だいたいは腹痛や下痢。原因わからないけど立ってられなくなった、という方も。疲れや緊張もあるかもしれません。

トルコ料理はすごく美味しいのですが、気づかないうちに身体に負担になっていることも。

私も、けっこうな確率で具合が悪くなります…。

キャッシュレスで対応病院がある海外旅行保険がマストな私と、トルコ旅行した皆さんがいつも気をつけていることを、まとめてみました。

油・バター/マーガリン

トルコ料理はとにかく油やバターをたくさん使う国。

東南アジアと違って、トルコは綺麗好きの国なので、衛生面については管理をきちんとしている国です。水もまぁまぁ大丈夫。水道水の直飲みはできませんが。

トルコで一般的・ひまわり油

油は、オリーブオイル、なたね油、ひまわりオイル、ナッツ系オイルなど幅広く、品質と値段はピンキリ。「安いものはだいたいやばい」という認識は万国共通かもしれませんね。

トルコの「トマたま」メネメン

例えば、シンプルな朝の卵料理『メネメン』を作るのにも、私が思う三倍ほどの量の油をフライパンに入れて卵を炒めます。

そうしないと「なんか足りない」という味になるみたいです。
(私一人用なら絶対油なしで作る…)

メネメン作り

それと、バターとマーガリンも、日本の「適当と思われる量」よりも多めに使う印象です。

ロカンタご飯大好き

特に気をつけたいこととして、安いロカンタや専門店では、当然、使われるのは安い油ということです。バターならまだしも、安いマーガリンを使うこともあります。

エライ勢いで物価高になっている現在のトルコで、「安いもの」は当然安い材料になっているため、お財布が許す限り、それなりのレストランとロカンタで食事をすることをおすすめします。

カフェイン

香り高いトルコの紅茶

トルコはコーヒーよりチャイ(紅茶)の国。紅茶に含まれるカフェインの量は多いことで知られています。

カフェインを摂りすぎると、お腹がゆるくなることや、自律神経のバランスを乱すこともあり、ショップでの商談やレストランなどで勧められるがままに飲むと、体調不良の原因になることも。

薄めのチャイ

アチュク・チャイは色薄い

チャイが重いな、と感じる場合は、

「アチュク・リュトフェン(Açık çay lütfen)」

「アチュク・チャイ」

とオーダーしてみてください。

「薄くして下さいな」という意味になります。

お湯でわる

チャイを作るとき、煮出した紅茶をお湯で割るのですが、お湯の量を増やしてくれます。

ちなみに、濃い茶が飲みたいときは、

「デムリ・チャイ(Demli Çay)」

と言います。

アップルティー

エルマチャユ

私は元々カフェインが苦手でトルコのチャイが飲めないので、商談等で「チャイ?」と聞かれたら、断ります。それでもしつこい時は(笑)、「アチュク・チャイ・オルスン(Açık Çay Olsun)」と言うか、または、「エルマチャユ・ワルム?(Elma çayı Var mı?)」と聞きます。

エルマチャユは、アップルティーで、トルコを訪れる外国人になぜか人気みたいです。

エルマチャユ

トルコ人たち曰く、「なぜアップルティー?変なの」と言いますが、りんごの甘い香りに癒やされるので、女子にはおすすめです。

アップルティー以外にも、ハーブティーの種類は豊富ですが、なかなか商談では言えない雰囲気です…。

本物のアップルティー

お店の人がいい人だと、本物のりんごを使用したアップルティーをオーダーしてくれることも。

相手に「なぜチャイ飲まない?」と理由を聞かれたら、

「カフェイン・アラマム(カフェイン摂れんのや)」

や、

「カフェイン・イステミヨルム(カフェインいらん)」

というと、「あ、そう」みたいな感じになります(笑)。

スパイス・ハーブ

スパイシーなアダナケバブ

アーユルヴェーダ好きの私、辛いものも大好きですが、胃腸がピリピリすることがあります。スパイスが腸を刺激し、辛いと水を多めに摂取することから、下痢になりやすいとされています。

トルコ発祥のピラフと豆煮込み料理「クルファスリエ」の組み合わせで胃を休めるということは頻繁。

トルコの納豆ご飯「クルファスリエとピラウ」

南東アナトリア地域の料理は総じて辛いですが、その他の地域はさほど辛味はありません。それでも、クミンなどのスパイスに慣れていない方は特に注意したほうが良いみたいです。

チャーハンに救われる…

大きな声では言えないですが、中華料理レストランをホテルの近くに探しておきます(笑)。

ヨーグルトと乳製品

さっぱり系ジャジュク

乳糖が苦手な方にとっては酷な国、トルコ(笑)。マクロビオティックでは、乳製品のとりすぎは乳がん等につながるとしているのもあって、個人的には、なるべく食べないように努力しています。

無理ですけど…。

みんな大好きアイラン

アイランやヨーグルトの前菜が美味で、ケバブにはなくてはならない存在です。言わずもがな、乳製品類は腸活推進派なので、こちらも食べ過ぎには注意したほうが良さそうです。

「少量にして」のトルコ語

これは一個食べれる

これまで、トルコのとりこを通じて、たくさんの方とお話させていただいたのですが、食事については、みなさん気をつけていると仰っています。

「少しずつ食べる」「水は飲みすぎない」「疲れすぎない」

が基本のようです。

ヤルム?NOと言われることもある…

何も言わずに指差しジェスチャーだと、一人前がきます。サンドイッチ系はたいてい、バゲット半分がきます。

「半分にして」→「ヤルム・リュトフェン(Yarım lütfen)」
「1/4にして」→「チェイレキ・リュトフェン(Çeyrek lütfen)」

と言えます。

これが「ヤルム」オーダーのロカンタ飯

「半分とか1/4とか、できんの?できないの?」不安なときは、

「オルル・ム?(Olur mı?)」をつけるといいです。

「半分できんの?」→「ヤルム・オルル・ム?」
「1/4できんの?」→「チェイレキ・オルル・ム?」

ぬれバーガー一個食べれん私

ケバブ屋さんやロカンタだと、指差しや「1」という指ジェスチャーで通じるのでトルコ語いらないですが、一個食べられない時はぜひ使ってみてくださいね。

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