震災の前年、2010年に、約一ヶ月のトルコ旅行に行き、たくさんの方と出会い、たくさんの感動をいただいたことがきっかけであることは、トルコのとりこに書いたとおりです。
その前にも何度も行っていたけれど、社員だったのに一ヶ月長期休暇をとって、こんなに長く旅行するのは、最初で最後だろうという思いでした。
この旅がなかったら、このブログは生まれなかったと思います。
旅の目的地とルート
イスタンブールとカッパドキア以外の都市を巡りたかったので、イズミルからスタートして、すべて個人でのバス旅ルートを計画。イズミルだけ手配して、あとは現地でホテルとバスを予約するという、ほぼ行き当たりばったり旅。
当時のTOEICなんて、400くらいです笑。トルコ語も単語で会話できるくらいのレベルでした。それでも私を行かせた理由は、↓この景色。
オルドゥのペルシェンベ高原。トルコ大使館が発行したリーフレットの写真に目が釘付けになり、どうしても自分の目で見てみたかったのです。
まわったルートはざっと、イズミル→デニズリ→アンタルヤ→アンカラ→オルドゥ→サフランボル→サムスン→トラブゾン→アフィヨン→アンカラ→イスタンブール。
当時は、イランイラクと険悪なムード中だったから、南東アナトリアは行けませんでした。
知らない人を自宅に招くトルコ人笑
入国したその日のイスタンブール→イズミルの国内線で、隣に座ったアンネ(どっかのお母さん)が、「うちに泊まりなさい!」ってしつこく(笑)誘ってくださったものの、空港送迎とホテルの2万超の損失は痛手だったから、なんとか頑張って断りました。
電話番号を教えてくれて、「何かあったら連絡しなさい」とお別れ。
後からアンネから教えてもらったことには、20代前半くらいの、声も小さく笑、か弱い女の子に思っていたみたいで、相当心配だったらしいです。いや、もう30代でしたし…。地声がね、サイレントボイスってよく言われます(^^)。
この後、サムスンに向かうバスの中でも、サフランボルからデニズリに向かうバスの中でも、イスタンブールでも、トラブゾンでも、いろんな方(女性ですよ)から、いろいろな場所に誘われることになります笑。
書くと長くなるから書かないですが、本当にいい人ばかりで、男女ともに。
知らないおじさんが黙ってスーツケースを持ってくれる、っていうのは当たり前で、日本人とわかると、入れない場所に入れてくれたり、ごはんごちそうしてくれたり、タクシーと交渉してくれたり、フロントのお兄さんはまるで家族みたいに心配するし、なんだか知らないコミュニティに連れて行かれたり笑。
とにかく、泣きそうになるくらい、いい人たちとたくさんたくさん出会った旅でした。
知ってほしい&将来への投資
こんな素晴らしい観光素材が山程あるのに、あんな素晴らしい国民がいるのに、日本人が知らないままで、出会わないまま、なんて、もったいなさすぎる!って思ったこと、
今でこそ、トルコ大使館がXやらでPRをされていますが、当時はほとんど皆無だったこと、
トルコ=カッパドキアとイスタンブールとパムッカレ、という当時のトルコ旅行のイメージを覆すような、ブログやWEBが一つもなかったこと、
私が元大手旅行会社勤務Kに勤務し、国家資格も保有していることから、「トルコのとりこっていう、旅行会社作ったら?」とパートナーが提案してきたこと、←つまり、このタイトルは私発案ではないということです笑。
当時、WEBライターの仕事をやってみたかったこと、
の理由から、始めたのが、トルコのとりこ、です。
進みそうで進めなかった12年
このブログにも書いたとおり、私にとって、嫁入りや女性としての幸せよりも、悟りを開くことのほうが優先事項でした。
仙台で被災して、「このままでは死ねない」と震えながら一念発起したこの道を、決して後悔していません。犠牲なくこの世界の幸福と繁栄発展を望める今の私は、本当に幸福です。
ですが一方で、トルコのとりこは、その先に進めない状況に陥りましたが、今年から、志をともにする人たちとともに、やっと動き始められます。
新「トルコのとりこ」へ
私達の、視線の先にあるのは、地球や宇宙とともにある、愛と心を差し上げる、本当の幸せです。
わかってくださる方にだけ、わかってもらえたらよいのですが、
世界一、誰かを想うことが得意で、相手を慮ることが日常で優しい、大好きな日本人のため。
そして、志をともにする、世界中の人のために、できることはすべてやっていこう、と動き始めました。
震災の後、三十代半ばだった私の「やりたいことがあるからトルコには行けない」との発言に、パートナーは「あなたがやりたいことをやってほしい」と言ってくれました。「10年はかかるよ…?」と脅しても、「問題ない。待っているよ」と言ってくれたことに、今も感謝しています。
(*˘︶˘*).。.:*♡
《お知らせ》
アカシックレコードリーディング&カウンセリングセッションは現在、ZOOM、Skypeで、11:00〜、14:00〜の、一日2組ずつご予約いただけます。
アカシックレコードリーディングのほか、ハイヤーセルフ、グループソウルなどと繋がって、霊魂の方向性や望みをリーディングし、意識、心理的側面の純粋化と問題解決のためのアドバイスセッションです。通常の霊的リーディングとは異なります。
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