トルコでチップは必要?いくらくらい?

TURKIYE

LINEやメールでよく相談されることの一つに、チップ(トルコ語:Bahşiş/バーシシュ)があります。一部では、トルコにチップ文化はない、とされていますが、実際、トルコ旅行において、チップは必要です。

あくまで私と私界隈の基準をメモしてみました(*^^*)

チップ払う義務はない

至極当然ながら、チップを支払う義務は一切ありません。チップを渡さなくても罵声を浴びたりすることはないですし、態度が豹変ということもありません。むしろ、あったらヤバイので逃げてください(汗)

チップ

「チップはあくまで心付け」という認識は万国共通で、良いサービスに対する感謝の気持ちであることは、トルコでも変わらないように思います。TORIKOLALに、「チップは強制ではない」と書きましたが、当然、納得いかないサービスにチップなんて、払う必要はありません。

トルコリラ

なれど、トルコは人気観光国であり、チップ文化の国から大勢の観光客が訪れているからか、チップ文化は当たり前のように根付いている、と認識しております。実際、チップを頼りをしている人はけっこういるように聞きます。

ですが。

カフェなどではチップBOXもある

「そんなことにストレスを感じず、とにかくトルコ旅行を楽しく過ごしてもらったらいいなぁ」というのが、ほとんどの“トルコを誇りに思うトルコ人”の思いだと思います(*^^*)。

チップの目安

チップ

チップは、場所や職業に関わらず、おおむね10%前後を渡しておけば間違いありません。10,20,50トルコリラ紙幣は常に多めに携帯しておくと便利です。

1.レストラン 10〜15%
2.タクシー・ライドシェア 気持ち(お釣り渡す程度)
★上記はなるべくトルコリラで渡します★

3.ホテル 1〜2USD(EURO)/50TL
4.ツアーガイド・ドライバー 20〜40USD(EURO)
5.熱気球パイロット 20〜40USD(EURO)
6.ハマムのセラピスト 20~50TL

レストラン・ロカンタ

レストランの支払い

レストランでのチップは、クレジットカード払いの場合は10%のチップを記入し、高級レストランの場合は15%を記入します。または、テーブルに相当額のトルコリラを置いていきます。ドルやユーロでも大丈夫と思います。

私の勝手な認識かもしれませんが、両替するの大変かな〜、と思い、レストランではあえてトルコリラで渡すようにしています。

トルコのロカンタ(レストラン)

ロカンタ(大衆食堂的なごはん屋さん)も、トルコリラで10%ほどおいていきます。レストランより料金が安いので、おおむね10〜20TLくらいです。

感じ悪いロカンタだった場合は、それより少なく置き(または置かない)、店員さんと仲良くなった場合は、それより多く置くことがあります。

タクシー・ライドシェア

タクシー

ライドシェアはUberしか使ったことありませんが、やはり10~20TLほどをチップ欄に入力します。現金(トルコリラ)でタクシーに乗る場合は、

「お釣りはとっておいて!Üstü Kalsın(ユステュ・カルスン)」

と言い少額を渡します。少額にならない場合は渡さなくても構いませんが、私個人としては、一旦お釣りを受け取って、小銭か、10TLほど渡します。

ホテル

ルームキーパー

ポーター、ルームキーパー、それぞれに1~2USD(EURO)、トルコリラなら20TLを渡します。その時の雰囲気によって変えています。若い頃なら1USD(20TL)でしたが、最近は、年を取ってきたので笑、2USDまたは50TLを渡すようにしています。フロントからツアーやレストランの予約をしてもらう場合は、2~5USD(EURO)または50TLほど渡しています。

ツアーガイド

ツアーガイド

ガイドさんには、解散の挨拶のタイミングでチップをお渡しします。そのツアーの素晴らしさ、ガイドさんのレベル(失礼ですね(汗))によって変えています。最低ラインは20USD(EURO)くらい。同じ金額を、ドライバーさんにも渡します。素晴らしいツアーだった場合(通常はどれも素晴らしいです)、50USD(EURO)を渡します。

個人的認識ですと、トルコリラよりドルやユーロが喜ばれると思います。

熱気球パイロット

カッパドキアの熱気球ツアー

こちらは、カッパドキアまたはパムッカレで熱気球に乗る人限定のお話ですが、熱気球のパイロットさんにも心付けを渡します。彼らは本当に陽気で素晴らしいサービスをしてくれ、その感動の景色と体験に、きっと渡さずにはいられなくなると思います(*^^*)。こちらも、20~50USDほどを渡します。

ハマム

ハマム

トルコ伝統のお風呂、ハマムでサービスをしてくださる方へ、50~100TLを渡します。メニューや料金によって変えます。スタンダードな50USDくらいのメニューの場合は50TLくらい、それ以上の充実のサービスであれば100TL渡します。

「いらないよ」と断られることも

ルームキーパーへのチップ

連泊した時のルームキーパーさんから、20TLを返されたことがあります。夕方お部屋に戻ったら、そのまま20TL紙幣がベッド上に置いてあり、紙幣の上にキャンディが置いてあったんです。キレイに使ったから?前日にチップ払いすぎた?Thankyouってメモ書いたから?よくわかりません。。

ホテル

また、別のホテルですが、女性一人旅の私を色々心配してくれ、悪質タクシーを追い払ってくれ、レストランを予約してくれ、とお世話になったフロントの方へチップを払おうとしても、「NO」と断られました。「トルコに来てくれたのだから、当然だよ」と言われてとても感動したことを、生涯忘れません。

詐欺もある

イスタンブールのスルタンアフメット地区

最初から、高額なチップをもらう目的で近づいてくる人は、未だにいます。「このモスク?案内してあげよう」と親切に言い案内してくれたのに、「100USDだよ」みたいなことを、最後に言います。生活がそこまでに大変なのか、または傷ついた過去があるのか、かわいそうですが引っかかるわけにはいきません。特に、イスタンブールの旧市街エリア(スルタンアフメット)では絶対に注意してください。

トルコのティータイム
atsumi
atsumi

↑この時、どうしたかというと、トルコ語が少しだけできたので、近くの通行人女性を捕まえて「アブラム(ねえさん)、この男、案内したから金よこせと言うの」と相談したら、女性は男性にすごい勢いでガミガミ言い、追い払ってくれました笑。この後、女性は私を地域のコミュニティに招待してくれ、お茶とお菓子をごちそうしてくださいました(*^^*)

トルコは、本当にいい国なんですよ。

観光業に携わらない普通のトルコ人と、ぜひお友達になってほしいです。

\(^o^)/

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