天のチョコレートの話

SPIRITUAL

※スピリチュアルな内容です(^^)興味のある方のみお読みください♡※

これは、少し前に思い出した、天の幼稚園でのお話です。

幼稚園の庭で、先生たちが、

「チョコレートを配るよ、さあおいで。」

そう言って手に持ったチョコレートを掲げました。

子どもたちは、誰もが「わぁ!」と、一斉に喜び、嬉しそうに、我先にと先生のもとに集まりました。

先生の周りはあっという間に人だかり。

いつもこんな感じ

私はといえば、ポカンとして、口をあけて指くわえて(笑)それを見守っていました。

みんなのテンションについていくのが苦手で、マイペースで静かな子でしたから、チョコ食べたくても、「ちょうだい!」と駆け寄っていく勇気がありません。

チョコを手にした子どもたちは、友達同士で座ってチョコを食べ始めています。

先生の周りに人が数人しかいなくなったことを確認して、静々と先生のもとに行き、じっと見上げると、先生はチョコを私にくれました。

「あ、まだあったんだ」

とほっとする私に先生が、

「一枚でいいの?」

という目で笑いました。

「残念。もうなくなっちゃったよ」って言われると思ったのに、それどころか、チョコはまだまだ山のように積んであり、決してチョコの山がなくなる様子はありませんでした。

いくらでもあるから、遅く行っても早く行っても、希望するだけの枚数のチョコをもらえたんです。

でももちろん、堂々と「ください」って行かないと、言わないともらえない。

「チョコもらう価値なんてない」なんて少しでも思っていると、もらえない。

それが、この世界の富裕と貧乏をわける、ただ唯一の線だとしたら…。

他にも私のようなマイペースな子はいたけれど、みんなを優先させるという意味では「優しい」とも受け取れるけど、ちょっと被害者入ってるのもある。

いつまでも甘えていられない…

それに、

そのときの私には、将来、「目立ちたくない」というカルマを乗り越えるための試練が待っているとは、全くもって思っていなかったのでした。

チャンチャン。

あ、ちなみにチョコは例えで、天で配ったりはしません笑

(*˘︶˘*).。.:*♡

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